Get back セッション
たぶん10歳の時、小学校の音楽室で、クラスで唯一、ビートルズを知っていた大場くんが、大太鼓と小太鼓とシンバルを並べてドラムセットの紛いものを作って叩き、僕は古びたエレクトーンで耳コピした、Let it be をめちゃめちゃな英語で歌って演奏したのが、僕にとっての初めてのロックバンドでした。
もう、48年も前のことですが、音楽なんてなんにも知らない私が初めて大場くんと音を合わせた時、背中がゾクゾクした感覚は今でも生々しく覚えています。
音楽とは、ホントに不思議なもので、アルバムLet it be を聞くと、小学生の時に見てたこと感じたことが、子供の感覚のまま戻ってきます。それは、気恥ずかしいような、懐かしいような、いわゆる甘酸っぱい記憶です。
映画GetbackをImax劇場で、最終日にに桜木町まで行って見てきました。
馬鹿でかい画面いっぱいに広がる、Fab4は、やたらカッコよく粋で、ゾクゾクしながら見てました、、。
小学校の音楽室も、JZBratも、いつも歌ってるライブハウスも、みんな同じ、、音楽は人とのゾクゾクするアンサンブルに尽きるんだなあ、を再確認した日でした。
しかし、ビートルズは演奏が上手い！
タイム感が揺れるのにジャストに合う感じは驚異的でした。
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