静かなる熱情、メリークリスマス
先日、坂本龍一さんの全世界配信ライブでこの曲が演奏されました。とても昔、この曲が好きで、Avec pianoという楽譜を買って、練習してましたが、技術的にはそんなに難解な曲ではなく、ピアノを弾ける人ならみんな弾ける曲です。
だけど、この演奏は、なんというか言葉では表しきれないのですが、詩を朗読しているような、老成した人が自分の人生を語るような、そんな演奏でした。ピアノがこれだけ雄弁になれるのかと、愕然としながら聞いていました。放送後、昔の楽譜を探し、自分でもなぞってみましたが、まったく違う曲のようでした。
音楽を作り弾き伝える、ということの本質を坂本龍一は示してくれたのだと思っています。
今、彼はCanser の闘病中ですが、回復を心から祈ります。
「Merry Christmas, Mr. Lawrence」
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